2027年度沖縄振興予算、概算要求2897億円 前年度比68億円増・新規5事業、県要望3000億円は6年連続下回る
内閣府は8月31日、2027年度の沖縄関係予算の概算要求額を、新規5事業を含む計35事業で2897億円と決めた。2026年度要求から68億円増で、金額は2年連続の増加となる一方、県が求める3000億円は6年連続で下回った。知事選(9月13日投開票)でも振興のあり方が論点となるなか、量から質へと予算の中身をどう組み替えるかが問われる。
出典:沖縄タイムス+プラス
経済・エネルギー・IT・一般・飲食。本日注目すべき沖縄関連の動向を、信頼できるソースから厳選してお届けします。
内閣府は8月31日、2027年度の沖縄関係予算の概算要求額を、新規5事業を含む計35事業で2897億円と決めた。2026年度要求から68億円増で、金額は2年連続の増加となる一方、県が求める3000億円は6年連続で下回った。知事選(9月13日投開票)でも振興のあり方が論点となるなか、量から質へと予算の中身をどう組み替えるかが問われる。
出典:沖縄タイムス+プラス
8月27日告示の県知事選は、9月13日の投開票に向けて論戦が続く。史上最多6人が立候補し、事実上は現職と前那覇市副市長の一騎打ちとされる。辺野古移設の是非に加え、物価高対策や賃金・雇用、観光と暮らしの両立といった経済テーマが前面に出ている。県経済の舵取りを託す4年間の選択が迫る。
出典:沖縄タイムス+プラス
沖縄電力の9月分(8月使用分)電気料金は、国の負担軽減があるものの平均燃料価格の上昇で前月比60円の値上がりとなった。使用量260kWhの標準家庭で8714円の試算だ。ホルムズ海峡の混乱以降、原油・石炭・LNGの輸入価格がそろって高止まりし、石油火力比率の高い沖縄は上振れしやすい構造が続く。残暑の冷房需要と重なり、省エネや契約見直しへの関心は根強い。
出典:沖縄電力
政府は7〜9月の電気・ガス代を補助する支援を継続しており、8月使用分の値引き単価は電気で4.5円/kWhへ1円増額された。ただ沖縄では燃料高の影響が補助の増額を上回り、料金は上振れした。離島の輸送コストや石油火力依存が価格を押し上げる要因として残り、夏の需要期を越えてもエネルギーコストへの警戒感は当面続きそうだ。
出典:補助金ポータル
本日は新着なし、継続動向のみ。
内閣府の2027年度沖縄関係予算・概算要求には、AI・量子分野の新規事業が盛り込まれた。食品製造や観光など人手不足が深刻な現場に自律的に動くロボットを導入する「フィジカルAI」開発へ、県外人材を呼び込みつつ県内事業者を育てる狙いで11億円を計上。OISTなどが進める量子コンピューター技術のビジネス実証にも1億円を新たに充てる。県内DXの底上げに向けた投資が具体化してきた。
出典:日本経済新聞
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、量子コンピューターの非ハードウェア領域を対象にした人材育成型の共同開発プラットフォーム事業を進め、企業向けの説明会やワークショップを開いている。ISCO(沖縄ITイノベーション戦略センター)も観光DXや企業交流会「ISCO Camp 2026 -Autumn-」などを展開。研究と産業をつなぎ、県内で量子・DXの担い手を育てる動きが続いている。
気象庁によると、9月1日午前9時に日本の南の熱帯低気圧が台風24号(クロヴァン)に発達した。2〜3日にかけて大東島地方と沖縄本島地方に接近する見込みで、暴風域は伴わない予想。ただ動きが遅く、大東島では3日にかけて風の強い状態が続き、最大瞬間風速25メートルが予想される。雨や風の影響が長引く恐れがあり、海のうねりや高波にも注意が必要だ。
出典:琉球新報デジタル
沖縄気象台によると、2日の沖縄本島地方は台風24号周辺の湿った空気の影響で曇り、一時雨が降る見込み。先島や大東島地方でも雲が広がりやすく、所により雷を伴って強く降るおそれがある。海はうねりを伴い波が高い予想で、レジャーや漁は海況の確認を。九月に入っても残暑は続き、急な雨・雷と熱中症の双方に備えたい。
出典:沖縄気象台
イタリア伝統製法の生サラミ工房「La Bottega di EMILIO」が、那覇の飲食複合施設〈LIQUID THE STORE〉内に初の直営店を9月1日オープンした。定番4種に加え直営店限定の生サラミを販売し、店内ではナチュラルワインや日本酒、クラフトビールと切り立てのサラミを楽しめる。今後は沖縄県産の豚肉や素材を生かした商品開発にも取り組む予定で、県産食材の新たな出口として注目される。
出典:グルメプレス
オリオンビールは9月5日(土)・6日(日)、沖縄市のコザ運動公園(サブグラウンド)で「オリオンビアフェスト2026 in コザ」を開く。1976年に県民への謝恩イベントとして始まった恒例行事で、ザ・ドラフトやザ・プレミアム、75BEER、ザ・ダークに加え、島チューやノンアルコールもそろう。飲食の集客と地域のにぎわいを牽引する、夏の締めくくりの一大イベントとして注目される。
出典:オリオンビール
台風の便りが届くたび、ふと思い出す名がある。野國總管(のぐにそうかん)——四百年あまり前、進貢船の役目で唐へ渡り、帰りに一本の甘藷(かんしょ)の苗を持ち帰った、いまの嘉手納あたりの人だ。痩せ地でも根を張り、暴風で稲がなぎ倒された年も土の下で実る芋は、幾度もの飢饉から島の腹を守った。その苗を畑から畑へ広げたのが、真和志間切の儀間真常(ぎましんじょう)だったと伝わる。
台風の多いこの島で、食いつなぐ知恵はいつも土の低いところにあった。地上の穂は風に折れても、地の底の芋は残る——そういう備えの作物を、名も知れぬ手が代々つないできた。九月、また一つ台風が近づく。スーパーの棚に紅芋が並ぶのを見るたび、海を越えて苗を抱いて帰った、あの遠い手のことを思う。